ゴーギャン展@国立近代美術館
先週末、ゴーギャン展に行ってきました。
金曜・土曜は20時まで開いているので、仕事帰りに行けるのが良いですね。

日本初公開となる絵画はとても大きく圧倒的な存在感。

題名は《我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこへ行くのか》
意味深ですね。

タヒチに魅せられた彼が描いた絵の色使いで印象に残っているのは、「土臭さ」
クリアな色合いというよりは、少し濁ったような、それでいて温かみのある印象。

文明の発展は、人間を自然の脅威から守ってくれます。

しかし、その恩恵に浸かりすぎてしまうと、生命を脅かす存在を忘れ、
人間を機械のようにシステマティックに捕らえてしまいがちです。

それは、本能や生命力を失っているということに違いありません。

爪は伸び、傷ついた皮膚からは生暖かい血が流れる。
生物としての人間にフォーカスを合わせたゴーギャンの絵には、体温が宿っていました。

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| 美術展・企画展 | 10:58 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
池田亮司 +/−
東京都現代美術館に行ってきました。池田亮司の企画展。

羅列された数字、座標として表れるデータがドラマティック。

最初は、「・・・なんじゃこりゃ?」と思ってしまったけれど、
データの織り成していく美しさに、徐々に圧倒されていった。

無限に広がるその様は、宇宙を表しているようにも見えて。

音はもう少し大きくても良いのではないのかなー。
あ、でも防音の問題とかあるのかな。
階下の超音波の部分は途中から耳が痛くなってしまった。キンキンした。

サイトを見るとこんな感じ。男性が好きそうな。


常設展で気に入ったものをいくつか。

1. 村山悟郎 「浸透する ドリフトする」、「神の宿る部分」

  最高に好みだった作品。配色も形も美しい。
  一度ぐるっと回ってから、最後にもう一度観にいった程気に入ってしまった。
  この人の作品をもっと見たい。他にもどこかで展示されていないだろうか。

2. 高木正勝 「Bloomy Girls」、「EL VIENTO」 
  
  
しばしぼんやりと見てしまう。鮮やかな色が流動的にまた激しく重なり合う。
  ひとつひとつの色彩が波に見えたり、植物に見えたり、鳥に見えたりして、
  いつのまにか色々なイメージを思い描いていることに気づく。
  公式サイトはコチラ。他の作品も素敵。

3. サム・フランシス 「無題」

  大きな革張りのソファが似合いそう。
  シンプルにまとめたリビングで、どかーんとこれがあったら格好良い。
  ・・・と、なぜかインテリアに取り込むことが前提の視点で観てしまった。

こうやって書き出してみて、自分が好きな傾向が分かった。

どうやら、私は「色が混じりあう作品」が好きなようだ。

一見、抽象的に見える点が、線が、色が、混じり合い、引き立て合って、昇華してゆく。
または、カオスの中に見出す美。

そういうものが好きみたいです。

美術を観るということは、心を解き放つことなのかもしれないですね。    
無心に、見つめ続けていると、心の中がその作品の色やイメージでいっぱいになります。

ちなみに、この美術館にはあの奈良美智の絵も2点展示されています。
思ったより大きい絵でした。いつもは本でしか観ないから不思議な感じ。
生で観たのは始めてだったので、嬉しかった。

東京都現代美術館:公式サイトはコチラ
〒135-0022 東京都江東区三好4-1-1
開館時間:10:00〜18:00(入場は閉館の30分前まで)
休館日:
月曜日(祝日の場合は翌日)*2009年5/4, 8/10, 8/17, 9/21, 9/28は開館
年末年始(12/28〜2009年1/1)・保守点検・展示替 *年によって異なります。


   
| 美術展・企画展 | 23:53 | comments(2) | trackbacks(0) | pookmark |
お化け屋敷で科学する!
日本科学未来館に行って来ました。

お目当ての企画展は「お化け屋敷で科学する!」です。



脳科学で少しずつ解明されてきた、「恐怖」という感情の仕組み。
それは生存本能に直結しています。

実際にお化け屋敷に入って、人が何に対して恐怖するのか体験し、
その後、恐怖という感情のメカニズムをお勉強するという流れになっています。

お化け屋敷という触れ込みがあるせいか、沢山の親子連れで賑わっていました。

どれくらい怖かったかというと、そんなに怖くはなかったのですが、
後半の戦慄迷宮っぽい展開は、結構ドキドキしました。

小学生の男の子達が「わぁぁ!」と無邪気に驚いていたのが可愛かったです(笑)

面白かったのは、お化け屋敷が終わってからの、とある仕掛け。

種明かしすると面白くないので、ここには書きませんが、うまく考えたなあ・・・の一言に尽きます。
超笑った。

企画展のボリュームとしては、少々物足りなかったですが、
親子で遊びに来るには丁度良いくらいかも。小学校未就学児は無料だそうです。

隣でターミネーター展もやっているので、最新ロボット等にも興味のある人にはお勧めです。


開催期間: 2009年4月22日(水)〜6月22日(月)
開催時間: 午前10時〜午後5時(入館は閉館時間の30分前まで)
       ※5月2日〜6日は午前10時〜午後6時
休館日: 毎週火曜日 ※5月5日は開館
開催場所: 日本科学未来館 1階 企画展示ゾーンa
入場料: 大人 1,200円、18歳以下 500円
※常設展示見学可、※小学校未就学児は無料
問い合わせ先: 日本科学未来館
〒135-0064東京都江東区青海2-41
TEL:03-3570-9151 / FAX:03-3570-9150
| 美術展・企画展 | 11:58 | comments(2) | trackbacks(1) | pookmark |
三鷹の森 ジブリ美術館
三鷹の森 ジブリ美術館に行ってきました。

蔦に覆われた雰囲気ある建物。

「迷子になろうよ、いっしょに」と謳われていたとおり、
階段や細い通路が沢山あって、大人もワクワクしてしまいます。

入り口で手渡されたフィルムはミニシアターの入場券として使うことができます。
私は、ナウシカのフィルムでした。こういうところ、凝ってて良いね〜。

丁度、企画展で「小さなルーヴル美術館」をやっていたんですが、
ルーヴル美術館を模した展示が行われていました。
本物のルーヴル美術館地下の石壁っぽい造り。

でもそこはやっぱりジブリっぽく、ただの美術展ではなく、
色々なところに工夫を凝らした茶目っ気ある美術展でした。
私は井戸に夢中になってしまった(笑)

お土産を売っているお店は満員御礼。

ここにはラピュタ好きの私を翻弄するグッズがいっぱい・・・

夫にお土産を買ってあげようかと覗いたら、目に留まったのは ロボット兵。
お値段1万円越えてます!

しかも、傍には飛行石のペンダントが。


欲しい・・・ッ! 


よく見ると「バカラ製」です。高い!ジブリ、商売上手〜!(笑)
危うくジブリマジックにひっかかりそうになりました。

ネコバスで遊ぶ子供達。まっくろくろすけも沢山いました。
大人は遊べないので、ただ指をくわえて見るのみです。

カフェ「麦わら帽子」で甘いパフェをいただきつつ、皆で歓談。
いいねー、楽しいねー、とほのぼのとした後、

では、これからクライマックス、屋上のロボット兵を観にいくぞ!

と館内に入ろうとすると、係員に呼び止められ


「18時で閉館です」


マジか!うそーん!!Σ(゚Д゚;)


すごいオチがつきました。
カフェでのんびりしすぎて、肝心のロボット兵を見損ねました(笑)

リベンジを胸に帰路につく一行。
しゃらさん、次回またチャレンジしましょう!(笑)


美術館の外から撮ったロボット兵。次行くまでまっちょれよ。
(ちなみに、館内は写真撮影×です。)

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| 美術展・企画展 | 15:02 | comments(3) | trackbacks(1) | pookmark |
ナスカ展@国立科学博物館
遺跡好きの母の希望により、ナスカ展に行ってきました。



ナスカの地上絵を上から見る、という映像も面白かったけど、
壺や装飾品のデザインが、あまりにも可愛らしく、
そして、そのデザイン性の高さに驚きました。

ずっと昔のものなのに、乾燥した気候のおかげで、発色もとても綺麗に残っています。

昔、TVでよく「ナスカの地上絵はUFOの仕業」というようなことを流していたけれど、
どう考えても違うわねぇ〜・・・と母と苦笑い。

だって、地上絵とナスカ文化の壺の絵、同じなんだもん(笑)

音声ガイドを聴きながらゆっくり周ることができました。

2月24日までの開催だそうですので、興味のある方はお早めにどうぞ。



アンコール!特別展「世界遺産 ナスカ展ー地上絵ふたたび」
会期:2008年2月5日(火)〜2月24日(日)[19日間]
休館日:2月18日(月)
会場 国立科学博物館(東京・上野公園)
開館時間:午前9時〜午後5時 
金曜日は午後8時まで(入館は各閉館時間の30分前)
入場料:一般・大学生/当日1,300円(1,100円)、小中高校生/当日500円(400円)
*(  )内は前売り、20名以上の団体
金曜限定ペア得ナイト券/2,000円(会場・e得チケットのみ限定販売)
*2名同時入場。男女問わず。(午後5時から午後8時。入館は午後7時30分まで)


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| 美術展・企画展 | 10:30 | comments(4) | trackbacks(2) | pookmark |

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