気分転換にお台場へ

コロナウイルス肺炎の影響で、行動に制限がかかる日々。

 

GWも夏休みも旅行はせず、自宅でのんびりしていたのですが、

日々の移動が会社と家の往復だけで、どんどん息が詰まるような気持ちに。

 

東京は高層ビルが沢山あって空が狭いから、なおさらなのよね・・・

 

閉塞感で心身ともにバランスを崩しそうな気がしたので、息抜きに、お台場に行ってきました。

 

 

う〜ん、気持ちいい!!!

空が広い、ただそれだけで、こんなに気持ちが楽になるなんて。

 

移動は、浅草〜お台場間を結ぶ、水上バス「ホタルナ」で。

松本零士デザインの、未来的な形状をしています。

前から見かける度、気になっていたのよね。

 

 

甲板はこんな感じ。開放感!

 

 

元気をチャージできた一日でした。明日からも頑張ろう。

 

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今週の映画:ロマンティックじゃない?

今年1月、バンコク旅行の際に、機内で観た映画。

 

面白かったのでコメディ好きの友人に紹介したかったのに、

日本では劇場未公開だったため断念していたのですが、この度NETFLIXで発見♡ 

ということで再見いたしました。

 

 

ひょんなことからロマンティックコメディ映画の世界に迷い込んでしまった女性の運命を描いたコメディドラマ。

幼い頃にロマコメの世界に憧れていたナタリーは、母親の言葉に夢を壊されて以来、ロマコメを嫌うようになっていた。

ある日、地下鉄構内でひったくりに襲撃された彼女は犯人を撃退するが、勢い余って頭部を強打し気を失ってしまう。

やがて目を覚ました彼女は、周囲の様子がどこかおかしいことに気づく。

自分がロマコメの世界にいることを確信したナタリーは、元の世界に戻るべく奔走するが……。

 

子供の頃、ラブコメ映画に憧れていたけど、親に否定されたことをきっかけに、

すっかりロマンティックな映画が大嫌いな主人公。

 

ある日、頭を打った衝撃で、超〜ロマンティックな世界の中へ。

 

病院ではイケメンドクターに優しくされ、部屋中にお花が飾られ、

「プリティーウーマン」でジュリアロバーツが着ていたのとそっくり同じ服で退院する羽目に。

 

狭かった筈の自宅は広く綺麗に、

まるで「SEX AND THE CITY」のミスタービッグがキャリーにプレゼントしてくれたような、夢のようなシューズルーム。

 

汚い言葉遣いは、道行く車のバック音がピーッピーッとかき消しちゃう。

 

そしてお約束の、お洒落なゲイのお友達!

 

やたらと躓き、お金持ちのイケメンに言い寄られるけど・・・

 

ラブコメあるあるがここまで続くと超不自然(笑)だけど最高に面白い。

 

ありえない展開にツッコミまくりの主人公なんだけど、

そのうち、本当に大切なものが何か分かってくるプロセスがとても共感できて良かったです。

 

私の中でラブコメの女王といえば、

ジュリアロバーツ、キャメロンディアス、メグライアンあたりで

記憶がストップしているのだけど、今、旬なラブコメの女王ってどなたなのかしら?

 

久しぶりに好きだったラブコメ映画を観返してみたくなるような、明るい気持ちになれる映画でした。

 

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今週の映画:軽い男じゃないのよ

 

「軽い男じゃないのよ」を観た。NETFLIXオリジナル映画。

 

男女の立場が逆転した世界を舞台に描いたNETFLIX製フレンチコメディ。

常日頃から女性を見下して生きてきた独身男性ダミアンは、

街中で頭を打って気絶したことをきっかけに、不思議な世界に迷い込んでしまう。

そこは女性ばかりが社会で活躍し、男性は差別的な扱いを受けながら家事や子育てに従事する男女逆転の世界だった。

戸惑いながらも、人気女性作家の助手として働きはじめるダミアンだったが……。

 

社会の構造はほぼ同じで、徹底的に男女を入れ替えたミラーリングの手法。

 

男女が逆転した世界。

 

パリの街中に貼られたセクシーな半裸の男のポスター。

会社で働いているのは大多数が女性。

「今日は女性が多いね」と言う主人公(男)に返されたのは、

「これでも善処しているんだよ」という女上司からの言葉。

勿論、管理職は女ばかり。男に任されるのは秘書や、レジ打ち、補助的な仕事。

女にウケないと通らない企画。

信じられないセクハラ。セクハラを拒否すると、不当に解雇。

道を歩いていれば「可愛いね!」「セクシーだね!」と声をかけられる。

「この男の子、可愛いだけじゃなくて、賢いのよ」

「26歳以上の男なんて、相手にするの?」と軽口を叩き合う女たち。

子育て、家事は勿論、男の仕事。

浮気をしても「女は子供だから仕方ないのよ」と我慢する男。

男はか弱いから、華奢なアクセサリーが似合うだろう?

男はちやほやされるし何でも買ってあげているし優しくされているのに、何が不満なの?

ほら、すぐ感情的になって・・・これだから男は。

 

フェミニズム。

 

口に出すのを躊躇する言葉である。ここ、日本では、まだ。

 

だって、この言葉を出すと「なんか面倒くさいこと言いだした、この人」という扱いを受けそうな気がするから。

男だけではなく、同性の女からも。

世界を席巻したme too運動が日本でそこまでひろがらなかったのも、そういうことだろう。

「厄介な人」というレッテルを貼られそうで、言い出しづらいのだ、とても、とても!!!

 

選ばれる立場にいるから、身だしなみも、相手が好きそうな露出度で。

釈然としないながらも、段々望まれる姿、言葉遣いに変わっていく主人公のダミアン。

世間から求められる「男らしさ」、時には「男の武器」の「涙」なんてものを使ったりもする。

だって、仕方ない、そういう世界なんだもの。

それは現代の世界で暮らす私が感じる諦めのスタンスと酷似していて、チクリと痛い。

 

ここまでやるか、すごいね、観ていて苦しいよ・・・と思ったのは

  • 「HOT」と腰に書かれたジャージ。
  • 落書き男が「彼女に選ばれたことで自信を持てたの」と泣くシーン。
  • ポーカーで「キング」よりも「クイーン」が強いこと。

 

韓国のベストセラー「82年生まれ、キム・ジヨン」とは違うアプローチだけど、

根底に流れているメッセージは同じように感じた。

よしながふみ「大奥」に通じるところもある。

 

ラストが秀逸。

ホラーに見える・・・見えるけど、これが現実だ。と思った瞬間、涙が出た。

 

2020年の日本のジェンダーギャップ指数は153か国中、121位。

一つ上の120位はアラブ首長国連邦。一つ下の122位はクウェート。イスラム教の国

上位には韓国(108位)、中国(106位)、儒教の国。

家父長制度はだいぶ廃れてきたとはいえ、「男らしさ」、「女らしさ」、同調圧力はまだまだ健在だ。

映画の中で出てきたドラァグクイーンが「あなたらしさでいいのよ」と言ってくれているような気がして、少し救われた。

 

今は昔と違うよ、男女平等だよね、と思う方には、この映画を是非観てほしい。

可能ならば夫婦で、恋人同士で。

女性は勇気を出して誘ってみてほしいし、男性も毛嫌いせず、足を踏み入れてほしい。

そして、鑑賞後に感想をお互いに話してみてほしい。

それはきっとそれからの二人の生活に何かをもたらしてくれる筈だから。

 

勿論、男の生きづらさがあることも、理解しています。

小さな積み重ねというものが、いかに社会を、人を歪めていくか、

無意識のうちに刷り込まれている価値観が予想以上に多いことも・・・。

 

私達の世代で感じている違和感を、次の世代に感じさせないように、心がけて暮らすこと。

子供たちに窮屈な価値観を植え付けないこと。

世の中の流れを変える力を持つ人には、どうか社会の仕組みを整えてほしいし、

私も整える側にまわることを恐れないようにしたい。

 

差別というものは、そう簡単にはなくならない。

TVに映るBlack lives matter運動で、それは既に証明されている。

 

その人に合った選択肢を、男女関係なく、人種関係なく、国籍関係なく選べるようにすることは、

どうしてこんなにも難しいのだろう。

 

明日も、会議に出る女性は、私一人。本当に、この世の中、どうなってるんだよ。

 

ガックリくるけど、これが逃れようもない現実だ。

 

こんな風に、徒労感に襲われた時に必ず読んでいるスピーチがある。

FacebookのCOO、Sheryl Sandbergの、2011年バーナードカレッジ卒業式で行ったスピーチだ。

もう何回も読んでいるのに、毎回、新しい気づきと力をくれる。

 

恐れがなければ、私は何をしたいのか?

 

きっとそこに、答えがある。私はそう思って、この記事を書きました。

 

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